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Googleマイビジネスのストリートビューとは?編集や撮影の方法を解説

2022年7月28日(木)

Googleマイビジネス

Googleビジネスプロフィールに登録するとさまざまな情報発信が可能になります。そのひとつにストリートビューがあります。

本記事ではGoogleビジネスプロフィールのストリートビューに関して、基本知識から編集、撮影方法まで解説します。また、ストリートビューを活用するメリットなどもご紹介します。ぜひ参考にしてください。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のストリートビューとは?

まずは、Googleビジネスプロフィールやストリートビューに関して、基本的な内容をご説明します。それぞれの内容を理解した上で活用を進めていきましょう。

Googleビジネスプロフィールとは

Googleビジネスプロフィールとは、Googleが提供する、ビジネスオーナー向けの情報管理ツールです。GoogleやGoogleマップで検索した際に表示される自店舗の情報(営業時間・定休日・電話番号・地図・写真など)を編集することができます。

Googleビジネスプロフィールを活用して店舗情報を整備すれば、MEO対策(GoogleやGoogleマップでユーザーが検索した際に、検索結果に自店舗の情報が表示され、店舗への来客につながること)に効果があります。MEOとは「Map Engine Optimization」の略称であり、Googleマップを主とするマップエンジンに適した対策を施し集客に活用するものです。

ストリートビューとは

続いて、ストリートビューについてご説明します。ストリートビューはGoogleマップ上で道路を360°見渡すことができるサービスで、2007年から提供されています。

例えば「東京スカイツリーの周辺がどうなっているか知りたい」という場合は、ストリートビューを使ってスカイツリーの周辺を確認できます。

ストリートビューはパソコンの他、スマートフォンやタブレットなどでも同様の使い方ができます。

このストリートビューには室内版もあり、インドアビューと呼ばれています。インドアビューを撮影して投稿しておくことで、ユーザーは店舗内を360°見渡しながら歩き回ることができます。この機能を使うことで店舗の内装を見てもらうことができ、ユーザーにお店の雰囲気を知ってもらうことができます。

Googleビジネスプロフィールのストリートビューとは

Googleビジネスプロフィールに登録すると、自店舗の情報にストリートビューが表示されます。

試しに自店舗をGoogleマップなどで検索してみてもらえるとわかりますが、店舗の写真、地図などとあわせて「外観を見る」という文字とともにストリートビューの画像が表示されています。ここにはGoogleが独自に撮影した店舗周辺の外観がストリートビューとして表示されています。

店舗がストリートビューを活用するメリット

店舗運営において、ストリートビューを活用するメリットはさまざまです。主なメリットを4つに絞ってご説明します。

店舗の雰囲気を伝えることができる

店舗の雰囲気を伝えるために、Googleビジネスプロフィールで写真やテキストを掲載している場合も多いかと思います。しかし、限られた写真とテキストのみでは、うまくお店の雰囲気や魅力が伝わらないケースがあります。

ストリートビューで店内外の様子を自由に見て回ってもらうことで、ユーザーはより鮮明に店舗の雰囲気を知ることができます。

アクセス方法が分かりやすい

Googleマップは目的地までの経路を案内する機能がありますが、地図上で経路を見ただけでは、なかなか道順のイメージがつかないという方も多いのではないでしょうか。

ストリートビュー機能を活用することで、実際の道を見ながら店舗までの経路を把握できるため、ユーザーが来店時に迷いにくくなります。

周辺環境をチェックすることができる

ストリートビューは、Googleマップだけでは分かりにくい道幅や坂道などの状況が分かります。特に観光などで出かけている場合は、その土地の特徴が分かりにくいものです。事前情報を仕入れずに現地へ向かってみたところ、坂道が多く大変だった、車を止める場所がないなど、さまざまな不都合が生じるかもしれません。

事前にストリートビューでリサーチできれば、ユーザーが安心できるものです。店舗までストレスが少なく移動できるようになるため、ストリートビューの存在は大きいでしょう。

国内外のユーザーが閲覧できる

Google検索やGoogleマップの利用者は日本国内だけではなく、海外にも存在します。国内の利用者の集客はもちろんのこと、インバウンドを狙う店舗においても、ストリートビューは自店舗をアピールできるツールとなるのです。

360°ぐるりと見渡せることや、店内の様子を閲覧できることによって、ユーザーに魅力が伝わります。

以上がストリートビューを活用するメリットです。ユーザーにも店舗経営者にも有利な内容といえます。

Googleビジネスプロフィールのストリートビューはどのように追加されるか

Googleビジネスプロフィールに登録した際に、ストリートビューの情報が追加される仕組みが気になる方もいらっしゃるかもしれません。

「どのように追加すれば良いのか?」「追加のための作業が必要なのか?」などの疑問が考えられます。ときには「撮影した覚えがないのに追加されている」というケースもあります。

Googleビジネスプロフィールにストリートビューが追加される仕組みは、以下の2点があげられます。

  • Google社が撮影したストリートビューが追加されている
  • 一般ユーザーが撮影したストリートビューが追加されている

上記を順に見ていきます。

Google社は日々、カメラを積んだ車で世界中の道路を走っています。道路沿いの風景を撮影してストリートビューに追加しているのです。

このGoogleが撮影した風景と店舗情報などをGoogle社がマッチングさせており、自店舗が何かしなくても、ストリートビューが追加されているわけです。

また、ストリートビューはGoogle社のみならず一般ユーザーも投稿できます。Googleは、第三者から提供されたものも基準を満たせばストリートビューへ追加するのです。

第三者によるストリートビューの追加は、専用のアプリやカメラを使って行います。ストリートビューを閲覧して、画面上部に撮影者の名前が公開されていれば、第三者から提供された情報を掲載していることになります。一方、Googleが撮影した画像であれば「Google Inc」と表示がなされています。

Googleビジネスプロフィールのストリートビューを変更するには

Googleビジネスプロフィールのストリートビューには、意図しない画像が掲載される可能性があります。内容によっては自店舗に不利益をもたらす可能性があるため、変更方法を把握したいところです。

ここからはストリートビューを変更する方法をご紹介します。

ストリートビューの位置がずれている場合

ストリートビューの位置がずれている場合は、Googleビジネスプロフィールの住所情報を編集し直しましょう。ただし住所情報を編集するには、オーナー確認が済んでいる必要があります。

オーナー確認がまだ済んでいない人は、下記の記事を参考にしてください。

Googleマイビジネスのオーナー登録の方法と困った時の解決法を解説

オーナー確認が済んでいる場合は、Googleビジネスプロフィールにログインして、店舗のリストからストリートビューを修正したい店舗を選んでください。記載されている住所を確認して、赤いピンを店舗(拠点)の中央に置き、修正します。

ピンの位置が決まったら保存すると修正が完了します。修正作業が完了してもすぐに反映されない場合があるため、Google側から正しく修正されるのを待ってください。場合によって数ヶ月程度の時間が必要なことがあります。

できるだけ早期に修正をしたい場合は、自らストリートビューを追加してください。具体的な方法は次章でご説明します。

無関係な位置のストリートビューが表示されている場合

自店舗と無関係な位置のストリートビューが表示されている場合は、編集・修正を行いましょう。

Googleビジネスプロフィールの管理画面に入り、左側のメニューから写真を選んでください。次に、上の選択肢の中から外観を選んで、ストリートビューの画像を表示します。

表示後、右上の旗のマークをクリックすると、不適切なストリートビューを報告する画面に遷移します。

この画面上で報告対象を選択し「画像の場所が違う、またはナビの矢印の位置が違う」を選び内容を記入しましょう。

記入が完了したら、Googleに修正を依頼します。依頼後の変更状況はGoogleからメールが届きます。

また、Googleマップから変更を依頼することも可能です。Googleマップからの依頼は権限に関係なく、誰でも行えます。Googleマップのアプリを開いたら、検索バーに対象となるスポット名や住所を入力して検索します。

その後、ストリートビューを開いて、画面右上から「問題の報告」を選択します。報告内容を選択して送信すると、依頼が完了します。

自分でストリートビューを撮影する方法

ストリートビューは自ら撮影することができるため、画像の追加や修正時に役立てることができます。以下でストリートビューを撮影する方法をご紹介します。

スマホのストリートビューアプリで撮影する方法

ストリートビューアプリを使うと手軽に撮影することが可能です。まずはお手持ちのスマートフォンに「ストリートビューアプリ」をダウンロードしてください。ダウンロードしたら、アプリを起動させます。

起動後は「写真を追加」「カメラ」と進みます。ナビゲーションに従って撮影をした後は、「完了」をタップすると終了です。

操作はさほど難しくないため、すぐに実行できるでしょう。

専用カメラを使って撮影する方法

360°ぐるりと閲覧できるようにしたいときは、360°カメラを用意して撮影します。Wi-Fiと専用アプリを経由してストリートビューアプリに接続後、ナビゲーションに従って撮影してください。

ちなみに360°撮影可能なカメラは家電量販店などで購入する必要があり、おおよそ5万円前後の価格で販売されています。

ストリートビューだけでなくインドアビューの撮影でも活用できるため、活用する機会が多そうであれば導入を検討してみてもよいでしょう。

認定フォトグラファーに依頼する方法

撮影スキルなどに不安がある場合は、認定フォトグラファーに依頼してみましょう。認定フォトグラファーはGoogle社から認定された企業や個人です。以下のページでエリアなどを選択すると、認定フォトグラファーを探すことができます。

参考:認定フォトグラファーが撮った写真でユーザーの目を引く

撮影スキルを備えた専門家に依頼することで、より高品質なストリートビューが完成するでしょう。なお、費用がかかりますのでご注意ください。

撮影したデータを登録する方法

撮影した写真をストリートビューに登録する際は、データをインポート後に写真と場所の修正を行います。人の顔が写っている場合はぼかしを入れたり、正しい撮影場所に修正したりしないと、公開基準に達しないからです。

インポートした画像は公開待ち状態になっているので、写真を選んで各種修正を行います。修正が済んだら公開申請をして、Googleからの返答を待ちます。Googleから承認されると、ストリートビューに画像が掲載されるという流れです。

店舗集客はストリートビューを活用して注目を集めよう!

Googleビジネスプロフィールのストリートビューは、集客に役立つツールです。店舗の外観や内観、周辺状況を画像で発信することで、ユーザーにさまざまな情報を与えます。

通常、ストリートビューにはGoogle社が撮影した画像が掲載されますが、第三者が提供する画像もストリートビューに登録されます。

便利な反面、ときには修正が必要な場合があるため、修正申請の方法を覚えておくと良いでしょう。また自ら撮影して登録する方法を覚えて、修正時や追加時に活用してみてください。

今回はストリートビューのご紹介をしましたが、Googleビジネスプロフィールを活用し、店舗への集客につなげるためには、店舗の情報を最新にしておくこと、写真やクーポンなどの投稿を行うこと、クチコチの管理をすることなど、やることも多いですし、運用する上では様々なポイントがあります。

また、複数店舗を運営している企業様はGoogleビジネスプロフィールを1店舗ずつ管理する必要があるため、膨大な工数がかかります。

「Canly(カンリー)」は、複数店舗のGoogleビジネスプロフィール・HP・SNS情報を一括で管理・運用できます。また、国内外40,000店舗以上の支援実績を持つ専任のコンサルタントが、貴社内の状況を鑑みた上で運用体制の構築から日々の運用支援まで徹底的にサポートするため、効果的なMEO対策が見込めます。

Canlyのサービス資料が以下からダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

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