Googleビジネスプロフィールの投稿が拒否された経験はありますか?また、今まさに投稿が拒否されてしまい、どう対処すればよいかお悩みではありませんか。
Googleビジネスプロフィールで投稿が拒否されると、思うように情報発信ができず、集客などに影響がでてしまうでしょう。
本記事ではGoogleビジネスプロフィールで投稿が拒否される原因や対処法をご説明します。コンテンツポリシーにも触れますので、Googleビジネスプロフィールで投稿が拒否されてお困りの方はぜひご覧ください。
Googleビジネスプロフィールの投稿が拒否される原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
Googleビジネスプロフィールの投稿が拒否される原因のほとんどは、ポリシー違反です。
Googleはビジネスプロフィールの投稿コンテンツのポリシーを以下の通り公開しています。
「お客様は、投稿するコンテンツにおいて該当するすべての法律および規制を遵守する責任を負います。
本ポリシーは変更されることがありますので、定期的にこのページをご確認ください。適用法令で義務付けられている場合は、変更について通知します。」
(引用:ビジネスプロフィールの投稿に関するコンテンツ ポリシー)
上記の文言において「投稿するコンテンツにおいて該当するすべての法律および規制を遵守する責任を負います」とあるため、少なくとも法に触れるようなコンテンツはポリシー違反と考えていいでしょう。
実際にはそれ以外にも、Googleが定めるさまざまな規則に基づいてポリシー違反かどうかの判定が行われます。
では具体的にどのような投稿がポリシー違反と判断されるのでしょうか。次章で詳しくみていきます。
コンテンツのポリシー違反と判断されるケースはさまざまです。よくありがちなポリシー違反の内容として8つの項目をみていきます。
店舗や事務所の業種と関係ない内容のコンテンツはポリシー違反になる可能性があります。Googleは公開されるコンテンツについて、ビジネスに関係があり、ユーザーがビジネスを理解するうえで有益な内容にすることを求めています。
よって、飲食店であるにも関わらずスポーツや映画など、業種に関係のないコンテンツを投稿するとポリシー違反になる可能性があります。業種にマッチさせたコンテンツの作成や投稿が求められます。
不適切なコンテンツや特定の単語にも注意が必要です。自ら意図的に投稿していなくても、コンテンツとして許可されていない内容があります。具体的には以下をご覧ください。
参考:ビジネスプロフィールの投稿に関するコンテンツ ポリシー
以上のように一般的な良識に反するコンテンツやキーワードはポリシー違反になる可能性が高いです。
効果的な投稿機能の活用方法について知りたい方はこちらをご覧ください
GBP運用成功事例〜ニラックス社の「投稿」活用術〜
Googleビジネスプロフィールのコンテンツには写真と動画のガイドラインがあります。
参考:ビジネスプロフィールの投稿に関するコンテンツ ポリシー
以上の写真や動画に関しては公開が禁止されています。
こちらも良識的な判断ができれば問題ありませんが、ルールやマナーを守らずに投稿禁止となるケースがあります。
なお動画の全編を通じてアルコール飲料がメインテーマになる投稿も禁止されています。
スパムコンテンツはポリシー違反になります。具体的な投稿拒否の内容は以下をご覧ください。
(引用:ビジネスプロフィールの投稿に関するコンテンツ ポリシー)
誤字脱字を含めてユーザーが誤解しやすいコンテンツはポリシー違反になる可能性があります。
当然ながら違法コンテンツの投稿はポリシー違反です。違法コンテンツや規制対象のコンテンツは大きく分けて4つあります。
アルコール、タバコ、ギャンブル、金融サービス、医薬品、未認可のサプリメント、健康機器、医療機器に関連するコンテンツの投稿禁止。
児童の搾取や自虐にあたるコンテンツの投稿禁止。児童の性的虐待や性的に表現したコンテンツも含まれる。
テロ組織によるサービス利用の禁止。テロ行為を助長したり暴力を扇動したり、テロ攻撃を賞賛したりするコンテンツの禁止。
組織や個人に成りすますことの禁止。企業の代理人であると嘘をつくなど、資格や身分の虚偽の表明の禁止。請求や課金の方法が記載されていないなど正確性を欠く情報提供の禁止。
意外に思うかもしれませんが、コンテンツに電話番号が含まれるとポリシー違反になる可能性があります。電話番号を記載できるのはプロフィールの決められた箇所のみであって、その他のコンテンツに含めることがポリシー違反になるのです。
ユーザーが電話しやすいように、つい投稿の中に電話番号を書き込んでしまうこともあるかもしれませんが、投稿が拒否される原因となってしまうので注意しましょう。
投稿内容に特殊文字を使ったり空白を多用したりすると、ポリシー違反になることがあります。特殊文字には絵文字などが含まれます。
またテキスト量が少なく改行が多い場合、過剰に改行を使っている場合もポリシー違反とみなされることがあるため注意が必要です。
非常にまれな事象といえますが、Googleビジネスプロフィールにバグが生じて投稿が拒否されるケースがあります。2020年1月に突然、Googleビジネスプロフィール(当時はGoogleマイビジネス)の投稿が拒否される事態が発生しています。
日本国内での影響は少なかったようですが、アメリカではほとんどの投稿が拒否されてコンテンツとして反映されない事態に陥りました。ポリシー違反に心当たりがない場合は、バグなどの不具合が原因の可能性があります。
Googleビジネスプロフィールにはヘルプコミュニティがあり、ユーザーからさまざまな投稿がなされています。もしバグの疑いがあるならば、ヘルプコミュニティで情報収集をしてみてもいいでしょう。
ここからは投稿が拒否された場合の対処法をご紹介します。もし自店舗のGoogleビジネスプロフィールの投稿が拒否された場合は、以下の2つの対処を行ってみてください。
投稿が拒否された場合は、まずポリシー違反がないかを確認してください。投稿が拒否されるとアカウントの運用に問題が起きるのではないかと驚いてしまうかもしれませんが、あくまでその投稿に対してGoogleが拒否対象としているだけですので、焦らず冷静に対応しましょう。
なお、投稿が拒否された場合、該当する投稿を削除してしまおうと考えるかもしれませんが、一旦削除せずに残しておくようにしましょう。削除してしまうと、投稿内容のどこに問題があったか、原因を調査したり分析したりすることができなくなるためです。
該当する投稿内容について隅々までチェックをおこない、前章でご紹介したポリシーに違反していないか確認しましょう。
ポリシー違反の原因に目星をつけたら、コンテンツの内容を修正しましょう。特定部分の文言が原因であると考えたならば、該当する文章のみ変更するだけでも構いません。
修正を行ったものを再投稿して無事に投稿が完了した場合は、修正部分に問題があったことがわかります。
そのため、今後の運用に向けてノウハウを蓄積したいのであれば、問題があると考えられる「文章だけ」「写真だけ」「動画だけ」修正するといった形で、問題箇所の特定をおこなってもよいでしょう。
Googleが違反内容を指摘してくれればいいのに、と思うかもしれませんが、残念ながら具体的な違反箇所は公開されません。そのため、投稿内容を丁寧に分析して修正する必要があります。
この作業は地道なものとなりますので、自分で運用している場合は手間がかかりますし、業者に依頼している場合は再投稿を断念してしまうケースもあるでしょう。
ちなみに、投稿が何回拒否されてもアカウント停止など重い処分につながる可能性は低いため、問題個所の特定のために何度も投稿を試すことは問題ありません。
Googleビジネスプロフィールの投稿が正しく表示されることで大きな効果が得られます。主な効果を2つご説明します。
Googleビジネスプロフィールを使って投稿することでユーザーへの情報提供ができ、来店の促進につながります。
近年、消費者は事前にリサーチをして利用する店舗を選ぶようになっています。そのためインターネット上に情報がない店舗は、訪れる店の候補に入りづらくなってしまいます。
投稿により積極的な情報発信を行いユーザーに有益な情報や正確な情報を届けることで、ユーザーに安心感を与え、来店を促すことができます。
Googleマップでユーザーが利用店舗の下調べをするとき、類似した店舗と比較をすることが多いです。他店舗と比べられたときに差別化ができていなければ、集客に繋げられなくなくなってしまいます。
このとき、写真やメニュー情報など、情報公開を丁寧に行っている店舗のほうが信頼感が高まりやすく、比較検討の対象に残りやすいと考えられます。
投稿機能を使った情報発信もその一つです。最新のキャンペーン情報や人気メニュー(商品、サービス)の情報など、ユーザーに興味を持ってもらえるような投稿をすることで、集客に結び付く可能性があります。ユーザーにこのお店が良さそうだと思ってもらえるチャンスを増やしましょう。
Googleビジネスプロフィールの投稿が拒否されると、予定していた投稿が行えず店舗の集客に影響を及ぼします。そのため、投稿が拒否されたら修正する必要があります。
Googleビジネスプロフィールの投稿が拒否されるのは、多くのケースでポリシー違反が原因です。Googleは投稿を禁止する内容について細かに定めているため、事前に把握してコンテンツを作成することが大事です。
何気ない文言や意図しない表現などがポリシー違反になる場合があるため、コンテンツポリシーを熟読してから投稿しましょう。
このように、Googleビジネスプロフィールを適切に運用するためには、Googleが公表する最新の情報やガイドラインを把握する必要があります。
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