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Googleマイビジネスで複数店舗を一括登録・管理する方法を解説!

2022年4月27日(水)

Googleマイビジネス

Googleビジネスプロフィールは、1つの住所ごとにページが存在しているので、複数店舗を登録や管理する際は入力作業に手間がかかる点が気になるところです。

しかし、複数店舗を登録する際には、一括登録をする方法や一括で管理する方法があります。上手に複数店舗を登録・管理することができれば手間と時間が削減できます。本記事では、一括登録・管理の方法について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)で複数店舗を一括登録できる?

実店舗が10店舗以上あり、HPのドメインが存在していて、店舗ごとの個別ページがある場合は一括登録が可能です。これに対して、10店舗以下である場合は1つずつ登録するしか方法がありません。

Googleビジネスプロフィールで複数店舗を一括登録一括登録の流れは以下のとおりです。

  1. アカウントの作成
  2. ビジネスグループの作成
  3. テンプレートのダウンロード・テンプレートに情報を入力
  4. アップロード
  5. オーナー確認

1-1 一括登録する手順①店舗のウェブサイトと同じアドレスでGoogleアカウントを作成

一括登録する際には、お店のウェブサイトと同じドメイン・同じメールアドレスを利用してアカウントを作成・登録する必要があります。

新規アカウントは、アカウント作成ページから作成するか、Chromeブラウザの右上にあるプロフィール写真をクリックし「別のアカウントを追加」ボタンをクリックして作成することができます。

すでにGoogleアカウントを利用している方は、プロフィール写真をクリックし「別のアカウントを追加」から作成を始めると簡単です。アカウントの種類を選べるので「ビジネス管理用」を選ぶと、Googleビジネスプロフィールの登録ができます。

Googleでアカウントを作成する際には、ビジネスプロフィールと申請者の関係性を確認するために、ウェブサイトと同じドメインのメールアドレスでの認証作業が必要です。

そこで、新規作成やアカウント追加の際にも「現在のメールアドレスを使用する」によりお店のメールアドレスを使ってアカウントを作成しておきます。メールアドレスに送信された認証コードを使って、認証作業を行うとアカウント作成が完了します。

1-2 一括登録する手順②ビジネスグループを作成

ビジネスグループを作成すると、Googleビジネスプロフィールを複数人で管理することが可能になります。グループを作成しメンバーを管理者またはオーナーとして設定する手順です。

Googleビジネスプロフィールマネージャーの管理画面左のメニューバー下部から「お店やサービスの情報」を選択します。

画面中央左上に表示される「グループを作成」ボタンをクリックし、グループ名を入力します。次にメンバーのメールアドレスを入力すると、招待状がそのアドレス宛に送られますので、受け取ったメンバーは認証が必要です。認証すると、メンバーが管理者またはオーナーとして追加されます。

オーナーと管理者には権限に差があります。オーナーはアカウントのオーナーと管理者の追加及び削除、ビジネスグループの削除・ビジネスグループの譲渡などマイビジネスのアカウントオーナーと同等の権限を持つこととなります。

一方、コンテンツ管理だけを任せるメンバーには、管理者として権限設定すればページの編集や投稿の管理ができます。

1-3 一括登録する手順③ビジネス情報をインポートして入力しアップロード

一括登録を行うには、テンプレートをダウンロードし入力のあとアップロードします。

ビジネスグループを作ったときと同様、Googleビジネスプロフィールマネージャーのメニューバーに表示される「お店のサービスや情報」をクリックします。次に「ビジネス情報をインポート」ボタンが表示されるのでクリックします。

一括登録のために必要な情報を入力するテンプレートと、入力の方法を確認するためのサンプルテンプレートをダウンロードします。

ビジネス情報の一括登録は、テンプレートに記載の次の項目について行うことができますので、テンプレートに入力します。

店舗コード緯度ビジネス情報属性
ビジネス名経度開業日お支払い

(カードの種類)

住所( 1‐5まで

複数設定可能)

電話番号( 1‐2まで複数設定可能)ロゴ写真ビジネス所有者

提供情報

地域の下位区分ウェブサイトカバー写真オーナーが女性と

確認されたビジネス 

地域区分メインカテゴリその他の写真プレイスページの URL
行政区域追加カテゴリラベルメニューリンク
国または地域各曜日の営業時間AdWords 住所表示事前注文リンク
郵便番号特別営業時間オプションの

電話番号

設備(Wi-Fi) 

上記の項目を入力し「ビジネス情報をインポート」ボタンをクリックし、入力済みのファイルをアップロードします。

ファイル入力の際には、該当がないものは入力しないままにしてアップロードして構いません。ただし所在地・電話番号・営業時間は正確に記載し、来店客に不正確であるとの印象を持たれないようにしましょう。

1-4 オーナー登録も一括で登録可能

ビジネス情報は、アップロードしただけではウェブページに表示・公開されません。オーナー確認ができるとアップロードされます。そこで、ビジネス情報の一括登録のアップロードが終わったら、オーナーの一括登録と確認を行います。

登録・確認はリクエストにより行います。Googleビジネスプロフィールの画面左メニューバーから「許認可」を選択して「チェーン」をクリックします。さらに表示される必要事項を入力して「確認をリクエスト」を押すと完了です。

登録した店舗のオーナー確認には1週間程度かかりますので、同時にオーナー情報を一括登録すると、公開まで待つ時間を短縮できます。

Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)で複数店舗を一括管理するには?

複数店舗の場合、MEOによる集客効果を上げるなら登録後の運用がさらに重要と考えられます。MEOとは、マップ上に店舗情報を掲載し、マップ経由の来訪を増やすための施策になります。

留意しておきたいことは、Googleビジネスプロフィールマネージャーで一括でできるのは「ビジネスプロフィール登録」「オーナー登録」「ユーザー権限付与」までであることです。

登録後の運用については一括ではできないため、アカウントに別のユーザーへ管理者権限を付与して手分けして行うしか方法がありません。

ビジネスグループで手分けして管理することは無料でできる対策ですが、店舗が多い場合は、一括管理できるサービスを導入するのも一つの方法です。

2-1 複数店舗の管理のポイント①店舗コードを活用

店舗数が多いと編集したいときに探すのに時間がかかります。各店舗にコードをつけて、001,002のように入力しておくと後から探しやすく、業務指示も通りやすくなるので管理しやすいでしょう。

2-2 複数店舗の管理のポイント②各店舗のステータスをこまめに確認

ビジネス情報一覧画面には、ビジネス情報の「エラー」「未確認」「重複」「確認待ち」などステータスが表示されます。これらに問題がなく、公開可能な状態となると、最終的には「公開または確認済み」ステータスになります。

ビジネス情報が正確に表示されていない場合は修正が必要ですが、修正には2~3日程度かかり、その間の集客効果も落ちてしまうことが考えられますので、定期的に各店舗のステータスは確認するようにしましょう。

2-3 複数店舗の管理のポイント③ユーザーを増やして分担

Googleビジネスプロフィールの運用は更新作業を含めてやることが多く、ビジネスグループをつくり、複数人で運営することが想定されています。

ビジネスプロフィールのビジネスオーナーである「メインオーナー」の他に、店長やエリアマネージャーなど「オーナー」「管理者」「サイト管理者」と権限を分けて、運営していくのが現実的です。

複数店舗を一括管理してGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)を効果的に運用しよう

本記事で紹介した方法でGoogleビジネスプロフィールを運用していくこと自体はできますが、複数店舗がある場合は1アカウントずつログインして作業する必要があるため、手間がかかるのは事実です。

登録後は正確な情報の確認はもちろん、MEOも考慮すると情報の定期的な更新、口コミへの迅速丁寧な返信など、継続的にマメな作業が必要です。多くの店舗を一つ一つ手動で管理や更新することを考えると、工数面からGoogleビジネスプロフィールの運用が現実的に難しいこともあるでしょう。

Googleビジネスプロフィール・HP・SNS情報の一括管理サービス「Canly(カンリー)」は、上記のような課題を解決するサービスです。複数店舗を所有している大手企業様に多数導入いただいております。

複数店舗のGoogleビジネスプロフィールを一覧で管理できるシステムに加え、HP・SNSなど店舗情報を一元管理することで、管理・運用工数を削減、店舗集客が可能です。

また、ツールの導入だけでなく40,000店舗以上での支援実績を持つ専任のカスタマーサクセス担当が運用後の支援まで行い、企業の内製化を実現します。

複数店舗でのGoogle ビジネスプロフィールの運用に関してお悩みの方は、一括管理サービス「Canly(カンリー)」にぜひご相談ください。詳しくは、下記のサービス資料から導入事例をご確認くださいませ。

・「Canly(カンリー)」サービス紹介資料はこちら
https://jp.can-ly.com/whitepaper/service/

・「サービス業界」の企業様の事例
https://jp.can-ly.com/whitepaper/casestudy_service/

・「飲食業界」の企業様の事例
https://jp.can-ly.com/whitepaper/casestudy_food/

・「小売業界」の企業様の事例
https://jp.can-ly.com/whitepaper/casestudy_retail/

※参考URL
https://liskul.com/gmb-multiple-registration-62612
https://localfolio.leadplus.co.jp/blog/managing-multiple-stores-with-google-my-business.html
https://kbcompany.jp/blog/google/221/
https://media.meo-taisaku.com/meo-know-how/google-my-bussines-hukusu/
https://www.meo-times.com/management/manegiment-add-to-new-business/#10-2
https://www.meo-times.com/utilization/management-stores/

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