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Googleマイビジネスのリスティングとは?掲載内容や活用方法まとめ

2022年4月28日(木)

Googleマイビジネス

この記事でわかることは以下の通りです。

  • Googleビジネスプロフィールのリスティングの概要
  • Googleビジネスプロフィールのリスティングでできること
  • Googleビジネスプロフィールのリスティングの登録・活用方法

Googleビジネスプロフィール(旧 Googleマイビジネス)のリスティングはMEOを実施するうえで必須のツールであるため、多くの企業がリスティングの運用に注力しています。Googleビジネスプロフィールのリスティングは用途の幅が広い反面、効果的に活用しなければ高い露出や集客効果を期待できません。

しかし、多くの方がGoogleビジネスプロフィールのリスティング機能の活用方法について、十分な知識を持っていないのが現状です。そこで本記事は、Googleビジネスプロフィールのリスティングがどのような機能であるのか、掲載内容や活用方法などについて解説します。

Googleマイビジネスのリスティングとは

Googleビジネスプロフィールのリスティングとは、ユーザーがGoogle検索やGoogleマップで検索する際、自店舗やサービスの情報を検索結果に表示する機能です。Googleビジネスプロフィールのページ情報のことを、広義の意味でリスティングと呼ぶ場合もあります。

Googleビジネスプロフィールのリスティングは、検索結果に大きな影響を与えるため、自店舗やサービスの認知度と集客効果を高めるために、多くの企業がGoogleビジネスプロフィールのリスティング対策に注力しています。店舗の集客力を高めたいのであれば、リスティングが必要不可欠です。

Googleマイビジネスのリスティングでできること

Googleビジネスプロフィールのリスティングでできることは数多くあります。本章では、できることの中でも代表的な6つの機能を紹介するので確認しておきましょう。

店舗情報の掲載

Googleビジネスプロフィールのリスティングには、自店舗のさまざまな情報を掲載することが可能です。

上図のように「品川 ラーメン」で検索した結果、左側に関連する店舗がリストアップされ、右側に店舗情報が掲載されます。店舗名やサービス内容、住所、電話番号をはじめ、Webサイト、混雑する時間帯など、顧客はたくさんの情報を一度に確認することができます。

また、上図のようにCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)関連の情報も掲載できるため、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の影響で、営業時間やサービス内容に制限がある旨を顧客に事前に告知することもできます。

写真や動画の掲載

Googleビジネスプロフィールのリスティングには、写真や動画が掲載できます。

写真や動画は店舗側だけでなく、顧客が投稿したものも含めて掲載される点が特徴です。ヒトは視覚からたくさんの情報を得るため、写真や動画を活用することで、自店舗のメニューやサービスの魅力を顧客へ効率的に伝えられます。

特にMEOでは「品川 ラーメン」など、明確な目的を持って検索をするユーザーを対象に実施する施策であるため、写真や動画の掲載は集客効果を高めるためにも非常に重要です。

メニューやサービス内容の掲載

Googleビジネスプロフィールのリスティングには、自店舗で展開しているメニューやサービス内容も掲載可能です。

上図は写真を使った商品の紹介ですが、テキストだけでメニューの紹介もできます。また、以下のようにカテゴリ分けもできるため、顧客にわかりやすく掲載できる点もメリットといえます。

■アルコール
・生ビール
・ワイン
・ハイボール

■ソフトドリンク
・コーラ
・ウーロン茶
・オレンジジュース

イベントやキャンペーン情報の掲載

店舗で開催するイベントやキャンペーンなど、期間限定で開催するものの情報も、Googleビジネスプロフィールのリスティングに掲載できます。

上図はライブハウスで実施される予定のイベント情報の掲載事例です。イベントやキャンペーン情報を掲載する際は、開始日程・終了日程や詳細な時間なども設定できるため、タイムセールなど、スポットで行うイベントの実施にも活用できます。

クチコミやメッセージを使った顧客とのコミュニケーション

Googleビジネスプロフィールのリスティングでは顧客からのクチコミ情報が掲載され、店舗の評価が5段階で表示されます。

また、店舗側からクチコミやメッセージに回答もできるため、顧客の質問に迅速に対応できれば、ロイヤリティの向上につながります。クチコミの数と評価はMEOにポジティブな効果を与えるため、顧客に積極的に投稿してもらえるようにお願いすることが重要です。

なお、Googleビジネスプロフィールのクチコミについては、以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。

Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)における口コミの重要性

アクセス解析

Googleビジネスプロフィールのリスティングには、インサイトと呼ばれるユーザーのアクセス状況などを可視化できる機能があります。

インサイトでは自店舗のGoogleビジネスプロフィールのページへのアクセス数や検索キーワード、検索したエリア、閲覧回数など、数多くのデータを確認可能です。データを分析してMEO施策の改善を繰り返すことによって、さらに高い効果が期待できるようになります。

なお、Googleビジネスプロフィールのインサイトについては、以下の記事もご参考にしてください。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のインサイト活用方法を解説

リスティングの活用で得られるメリットや効果

ここではリスティングを活用することのメリットを3つご紹介します。

店舗の認知を拡大できる

ユーザーが検索した際、ホームページよりも上部に表示されるため、多くの人に店舗を認知してもらうことが可能となります。これまで自店舗のことを知らなかった人に認知してもらうことで見込み客の増加が狙えるため、大きなメリットと言えるでしょう。

ただし、Googleビジネスプロフィールのリスティングに店舗の基本情報を載せているだけではユーザーは関心を持たず、認知に繋がらない可能性が高いでしょう。ユーザーの興味を引くために、商品の写真を掲載したりキャンペーンなどの最新情報を投稿するなどの工夫が大切です。

住所情報を活用した配信が可能である

ユーザーが店舗に訪れるには住所の情報が不可欠です。Googleビジネスプロフィールのリスティングでは店舗情報とともに住所情報を簡単に確認することが可能です。
Googleはユーザーの位置情報に合った検索結果を返すため、来店可能性の高いユーザーに対して住所の情報を簡単に届けることができます。

来店に繋がるコンバージョンを測定できる

Googleではインサイト情報(経路案内数・電話・WEBサイト訪問数など)を確認することが可能であり、リスティングの効果を測定することができます。

ユーザーが何に関心を持つのかや、リスティング閲覧後にどのような行動をとるのかを可視化することができるため、より集客につながる取り組みへと改善を図ることが可能です。

Googleマイビジネスのリスティングの活用を最適化するポイント

Googleビジネスプロフィールのリスティングを活用するためには、掲載内容を充実させる以外にも多くの施策運用が必要です。代表的な施策は以下の通りです。

  • 魅力的な掲載内容にする
  • 情報の修正・更新を欠かせない
  • クチコミを集める・クチコミに返信する
  • 継続的に情報発信を行う
  • 詳細に設定を行う
  • ストリートビュー機能を使用する
  • ツールを利用する

それぞれの施策に取り組みリスティングを有効活用しましょう。

魅力的な掲載内容にする

リスティングを有効活用するためには、自店舗やサービスの情報をすべて網羅することが大切です。ユーザーはたくさんのページを移動することを嫌う傾向があるため、自社ホームページに移動させず、Googleビジネスプロフィールを見ただけですべてを把握できるように情報を掲載する必要があります。内容が魅力的であるうえ、できる限りユーザーが手間のかからない情報配信を行うと成果が期待できます。

情報の修正・更新を欠かせない

Googleビジネスプロフィールを利用するユーザーは、目的が明確になっている方が多いため、来店する可能性が高い傾向にあります。そのため、古い情報や誤った情報を掲載したままにしておくと、せっかく来店してくれたにも関わらず「営業時間が違う」「臨時休業だった」という状況にもなりかねません。店舗情報の修正や更新を、できるだけ細かく実施することが大切であり、正確な情報配信を心掛けましょう。

クチコミを集める・クチコミに返信する

MEOで高い効果を実現するためには、高評価のクチコミをたくさん集めることが必須です。高評価のクチコミを集めるにはサービス内容の充実はもちろん、クチコミに対して返信することも忘れてはなりません。店舗側がクチコミに真摯な態度で対応することで、顧客の信頼が高まり、リピート化してくれる可能性もあります。

継続的に情報発信を行う

Googleビジネスプロフィールのリスティングに登録しても、ほとんど情報が発信されなければ高い効果を上げることは難しいでしょう。最新情報が更新されないと、顧客から「営業してないのかな?」と思われ、せっかくGoogleビジネスプロフィールのリスティングを見てもらえても来店までには至らず、機会損出につながる可能性があるため注意が必要です。継続的に自社の最新情報を配信し、Googleビジネスプロフィール上でも活気を表現することが大切です。

詳細に設定を行う

Googleはよりユーザーの検索ワードに適した検索結果を表示するようになっています。そのため自店舗のGoogleビジネスプロフィールについてもエリアやラベル、ビジネスカテゴリなどまで細かく設定することで検索結果に表示されやすくなります。集客には店舗の存在を認知してもらう必要があるため、細部まで欠かさず設定することが重要だと覚えておきましょう

ストリートビュー機能を使用する

前述したように、写真や動画はMEOにおいて非常に重要です。店舗のメニューや商品の写真はもちろん、お店の外観をさまざまな角度や時間から撮影して掲載しておくと、新規顧客が来店しやすいでしょう。また、店内のストリートビューを活用して、店舗の雰囲気や広さ、内装などを見てもらうことも効果的です。文字や写真だけでは伝えられない店内の雰囲気をアピールすることができるでしょう。

ツールを利用する

特に複数店舗を運営している場合、1アカウントごとにGoogleビジネスプロフィールの編集・更新を行う必要があります。運用に多くの時間を割くことなく情報発信を充実させたい場合には管理ツールを導入することが効果的でしょう。費用はかかりますが効率的にリスティングを活用することが可能です。

 

Googleビジネスプロフィールのリスティングの登録方法

Googleビジネスプロフィールのリスティングを利用するためには登録が必要です。以下で登録方法を解説します。

Googleマップに店舗情報がある場合

すでにGoogle検索やGoogleマップ上に自店舗の情報が掲載されている場合は、以下の方法でリスティングに登録できます。

  1. Googleのアカウントを取得
  2. Googleにログイン後、自店舗を検索
  3. 「このビジネスのオーナーですか?」をクリック
  4. 「利用規約に同意します」にチェック
  5. 任意の方法でコードを取得
  6. コードを入力

上記の手続きを行うことで、オーナー確認が完了しリスティングを利用できるようになります。

 

オーナー確認はさまざまな方法で実施できます。以下の記事も参考にしてみてください。

ハガキでGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のオーナー確認をする方法とは?ハガキ以外の方法も解説

Googleマップに店舗情報がない場合

Google検索やGoogleマップ上に自店舗の情報が掲載されていない場合は、以下の方法でリスティングに登録しましょう。

  1. Googleのアカウントを取得
  2. Googleビジネスプロフィールにログイン
  3. 「ご利用を開始」をクリック
  4. 画面の指示にしたがって情報を入力
  5. 任意の方法でコードを取得
  6. コードを入力

集客に悩んでいる企業は特にGoogleビジネスプロフィールのリスティングへ注力することが大切です。

Googleマイビジネスのリスティングで注意すべきこと

Googleビジネスプロフィールのリスティングを運営する際の注意点は以下の通りです。

  • 正式な店舗名を掲載する
  • 自作自演のクチコミは厳禁である
  • Googleマイビジネスの管理画面では効果を測定できない

事前に内容を確認して失敗を防ぎましょう。

正式な店舗名を掲載する

名前が異なるとGoogleに別の店舗と認識され、リスティングの効果に悪影響を与える可能性があるため、リスティングを利用する際は、必ず正式な店舗名を掲載するようにしましょう。その他のGoogleサービスに登録している名称はもちろん、自社ホームページや紹介サイトなど、あらゆる名称を統一することを徹底する必要があります。

自作自演のクチコミはしない

高評価のクチコミを集めるために、オーナーや関係者自らがクチコミを投稿する行為は厳禁です。Googleビジネスプロフィールの規約で、自作自演のクチコミが禁止されており、違反とみなされた場合は、検索結果が大きく下がるなど、ペナルティを課せられるリスクがあります。

なお、この他にもクチコミを集めるために実施してはいけないキャンペーンについて、以下の記事でまとめているため、ぜひ確認しておきましょう。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)で口コミを集めるときやってはいけないキャンペーンとは?

上位表示を追い求めない

マップ検索の注意点として「Googleはユーザーの位置情報に合った検索結果を返すため、同じキーワードで検索しても地域や場所によって検索順位が異なる」ということが挙げられます。

「MEO」というと「SEO」と同様に「特定キーワードでの検索における上位表示を狙うこと」をイメージされる方が多いですが、上記注意点を踏まえると上位表示を目指すのではなく「電話ボタンクリック数」や「経路案内ボタンクリック数」などの「ユーザがアクションしたか否かを判断できる指標」を高めるための運用を行うことが効果を出す上で重要と言えるでしょう。

Googleビジネスプロフィールで上位表示を追い求めてはいけない詳細な理由は、下記の資料で説明しています。
「 MEO 」=「 マップ上位表示 」は間違い!国内外40,000店舗を支援して分かったMEO対策の本質

Googleマイビジネスのリスティングを活用しよう

Googleビジネスプロフィールのリスティングは、自店舗の情報をGoogle検索やGoogleマップを介して、多くの顧客へ効果的に訴求できるサービスです。店舗の最新情報や写真、動画などを定期的に投稿することで、MEO対策にポジティブな影響を与え、自店舗の露出や集客の拡大につなげる効果が期待できます。

また、顧客からの問い合わせやクチコミに返信できるため、コミュニケーションが取れる貴重な接点として活用できたり、インサイトの情報を分析することで自社のMEO施策の強化につなげたりすることも可能です。ぜひGoogleビジネスプロフィールのリスティングを有効活用しましょう。

しかし、日々の店舗運営に加え、定期的にGoogleビジネスプロフィールのリスティングを更新するのは負担がかかり大変だと思います。そこでおすすめしたいサービスが「Canly(カンリー)」です。

Canlyは大手チェーン店を中心に、国内外4035,000店舗以上に導入されているMEOサービスです。Canlyを活用することによって、Googleマップやホームページ、SNSの情報発信と分析を効率化し、集客向上につながります。また、専任のコンサルタントが運用をサポートするため内製化も実現可能です。

Canlyに興味をお持ちの方は、サービスの詳細が以下のサイトにてご覧いただけますので、ぜひご確認ください。

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