特に効果を実感している点は3つあります。
1つ目は、大幅な人員工数の削減です。
カンリー導入前は7名体制で行なっていた作業が、現在では1名のみで対応可能になりました。
GBP運用は店舗情報の更新やクチコミのデータ集計の他、投稿や写真の追加も定期的に実施する必要があります。
いずれも膨大な作業時間がかかることから、カンリー導入前は本部とFCで作業内容を分けてGBP運用を行なっておりましたが、カンリーの一括管理機能を使うと本部から1クリックで作業が完了するため、GBP運用における人員工数の削減に繋がりました。
2つ目は、本部とFCとのオペレーション体制の構築です。
カンリーには各アカウントのユーザーに対してどの店舗のGBP閲覧・編集権限を付与するかを細かく設定できる機能があります。
これにより、FCのユーザーが投稿やクチコミ返信を入力して本部に申請。本部から承認されると投稿・クチコミ返信がGBP上に反映されるようになり、本部とFCのオペレーション体制を構築することができました。
オペレーション体制構築の際、カンリーのカスタマーサクセスチームからアドバイスをもらえた点もありがたかったです。例えば、本部とFCの作業内容の範囲や業務の切り分けを行なっていただいたり、FCの目標から逆算して目標達成のためにGBP運用の何から着手すれば良いか、など明確に指示をいただきました。さらにFCごとにカンリーの機能に関する説明会やGBPに関する勉強会も実施していただいたおかげで、カンリーを活用したGBP運用の定着がスムーズにできました。
3つ目は、投稿機能活用によるGBPの閲覧数やお客様の反応数の増加です。特に投稿機能については、店舗のプロモーション投稿を行った際に複数のお客様からGBPの投稿を見たと各店舗への問い合わせがあり、GBP上での情報発信の効果を実感できました。
以降、投稿の効果について各店舗にも共有し、現在では積極的に投稿を活用し、雨の日限定クーポンなどの配信を行なっております。また、今年はGBP上で母の日ギフトに関する投稿を行ったのですが、お客様から「お店だけではなく、ECでも販売して欲しい」というお声をいただき、これまで気づけていなかったお客様の要望を汲み取ることもできました。
このように、カンリーを活用してGBP運用を行うことで、投稿を通じて店舗からお客様に最新情報を発信し、その都度お客様からフィードバックをいただくことでサービス改善や次の投稿内容の改善に繋がり、良いGBP運用のサイクルを作ることができています。